NURSE

大阪市立大学医学部附属病院 看護部 ⬅️HP


救命救急センターには現在、認定看護師(救急看護3名、皮膚・創傷ケア1名)や、さまざまな学会認定資格をもつ看護師を含め、約60名の看護師が勤務しています。

 スタッフナースはFCCS、AHA、JNTECのコースを始めとし、救急看護に必要なoff the jobトレーニングに積極的に参加しています。

 患者ケアの中心的存在であり、早朝カンファレンス以外にも必要と感じたときはすぐに、救急スタッフドクターと協議を行い、重症患者のケアについてベストな方法をとることが出来るようにしています。

 また、大規模災害・広域災害に備えて、DMAT登録看護師も複数名在籍し、院内の災害訓練においても医師と共に中心的役割を担っています。

その他にも、重症患者のケアを通して得たものを、救急・集中治療領域の学術集会で症例発表・研究発表を積極的に行い、より病態に即した患者ケアについて、情報発信しています。

現場の声 

・ 一番やりがいを感じるのは初療対応ですね。生命の危機に瀕した患者さんを、チームで協力して助けられた時は達成感を感じます。この仕事をやっててほんとうに良かったと思います。けれど様々な患者さんの対応にあたるので、覚えなければいけないことが多いのも事実です。男性看護師は6名勤務しており、他の病棟と比較しても多いほうですね。男性も働き易い環境です。(男性看護師)

・市大救命センターは働き易い環境です。具体的には、施設がキレイで設備が整っている事、医師・看護師間の距離が近く、治療方針などをすぐに相談できます。また、スキルアップのための研修にも参加しやすく、目標を高く設定して仕事を行う事ができます。重症患者さんが多く、看取る場面に立ち会う事も多いですが、元気になって退院して、会いにきてくれると、とてもうれしく頑張って良かったと思います。スタッフに関しては、ベテランから新卒まで、さまざまな経験の看護師が在籍しているので、常に新鮮な気持ちでいられると思います。 (女性看護師)

・新卒で配属され、正直なところわからないことが多すぎます!はじめて重症患者さんを担当した時は、患者さんの状態について理解するのにいっぱいいっぱいで、医師からの指示・患者家族の対応・患者のケアなど、優先順位を考えることができなくなることもありました。そんな時、先輩看護師にアドバイスをもらう事で、患者さんにとって何が一番大切なのかを考えて、行動出来るよう導いてくれました。わからない事が多く、嫌になる事もありますが、先輩のバックアップ体制、指導体制がしっかりしているため、日々成長を感じています。大変だけどやりがいを感じながら働いています。市大救命救急センターは、三次救急施設なので重篤な疾病から外傷まで幅広い患者さんが入院していて、本当に経験出来る事が多いです。救急医療に興味のある看護師は経験が無くても教育プログラムがしっかりしているので安心して働けますよ。 (女性看護師)